概要
Oculus QuestでPC版のVRChat(Steam)をしたい時、
SteamVRを起動できるPCにOculus Questを接続する必要があります。
PCに接続する方法はいくつかあるのですが、
現状は以下の通りで「Virtual Desktop」一択という状態です。
・Quest Link → 有線接続となり、線が邪魔
・Air Link → VRChat起動時にクラッシュする
・Steam Link → 初代は非対応
・Virtual Desktop → 有料だが、安定して動作する
というわけでVirtual Desktopを使える環境を作っていきます
環境作るぞ
PCにSteamVRをインストール
SteamVRをインストールしてください
https://store.steampowered.com/app/250820/SteamVR/
起動する必要はないです(むしろしないで)
インストールされていればそれでOKです
Meta HorizonとMetaアカウント
Meta Horizonをスマートフォンにインストールしてください
iOS: https://apps.apple.com/gb/app/meta-horizon/id1366478176
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.oculus.twilight
アカウントをお持ちでなければ作成してください
メールアドレスで登録で問題ないです
PC側のVirtual Desktopをインストール
Virtual Desktopをインストールしてください
https://www.vrdesktop.net/
起動すると何やら警告マークが付いた画面が出てくると思いますが、
基本的には動作に問題ないことが多いので無視して進めてください。
特にVanguardに関して表示される方が多いと思いますが、
現状使用している感じでは問題は起こっていません。
Accounts
Meta Username(s)に先ほど作成したMetaアカウントのユーザーネームを入力してください。
Saveを押すのを忘れずに
Bindings
何も設定しなくて良いです
Options
画像を参考にしてください
AV1 10-bitは初代Questでは使えないので、H.264を使用してください
Media
必要に応じてお好みに設定してください
About
設定項目はありません
MetaアカウントとOculus Questの連携
Oculus Questを起動して画面の内容に従ってセットアップ進めてください
Wi-Fiは5GHzのものを選ぶこと(末尾がaのもの)
Quest側のVirtual Desktopをインストール
Oculus Questでストアアプリを開いて、
Virtual Desktopを購入します(¥2,490)
ダウンロードできたら起動して、
表示されるアクセス許可は全部許可します。
左手のメニューボタンを押して、
設定画面を出すことができます
Computers
接続している(接続可能な)パソコンが表示されます
Environments
Virtual Desktopの表示形式を変更できます
決まった方向に画面が表示されるものがおすすめです
Games
ゲームが起動できます
あんまり使いません
Input
すべて画像の通りに設定してください
赤枠は特に重要な設定です
Settings
すべて画像の通りに設定してください
赤枠は特に重要な設定です
Streaming
すべて画像の通りに設定してください
赤枠は特に重要な設定です
Videos
ローカルにある動画を見ることができます
SteamVRを起動
Virtual Desktop内でLaunch SteamVRを選択します
一定時間経っても何もメニューが出てこない場合は、
左手のメニューボタンを押してください
動画タブの設定をします(タブ名に反してゲーム内描写そのものに影響します)
赤枠は特に重要な設定です
・レンダリング解像度は"片目が100%“になるように
・スーパーサンプルフィルターは"オンがおすすめ”
・オーバーレイレンダリング品質は"XSOverlayを使うなら高"
ここまで設定出来たらVRChat起動して、あとは楽しんでくださーい